Jul 18, 2013

痛みのコントロール

病院に駆け込んでから2日。
1日半で検査、手術、退院して、帰宅。
もうすでに前と同じような生活をしている
自分がいるのが
とっても不思議です。

アメリカの病院は本当に早く事が進みます。

今日はもう一つだけ、病院のシステムで
とっても良かったものをご紹介。

飛行機やレストランや、もろもろ
サービスの質はいまいちのアメリカ。
日本に比べると、その適当さに驚く事が多いですが、
今回の病院のサービスはとっても
システマチックで、行き届いていました。

というのも、非難の多い暴騰するアメリカの医療費。
ホテル化しているアメリカの病院の現状を
反映しているのかもしれません。
(医療費の請求が来るのが恐ろしい・・・)

まぁ、それでも、サービスの質を良くするための
システム化、マニュアル化は
患者にとっては、とてもありがたいものです。

今回良かったと思ったのは、
Pain relief (痛みの緩和)
です。
↓パンフレットまでもらいました。
病気を治療するだけでなく、
それに伴う痛みを患者とケア側双方が
こまめに把握して、それに対応しましょう、
というもの。

よく病院で聞かれたのは、
「今の痛みは1から10のどのレベルですか?」
という質問。
0が痛み無し。10が想像しうる一番の痛み。
 ↓わかりやすいですね!(^^)
私が、病院に駆け込んだ時のレベル(自己申請)は
レベル7か8。

その後、痛み止めの点滴を打ったら、
いきなりレベル0か1に。
(点滴を打って3秒位で、痛みが無くなった!)

それから痛み止めが切れてくると、
また4や5になって、
再び痛み止め投与!
という感じです。

術後の痛みは傷跡から来るので
また別でしたが、
そちらも、錠剤の痛み止めで、
けっこう和らげることができました。

本当にこまめに痛みの度合いについて
聞いてくれたので、
そこまで苦しまずに済んだように思います。

患者と医療側が痛みをこまめに
把握して、適切なタイミングで
適切な量の、症状にあった痛み止めを
投与する、というのが
徹底されていて、
助かりました。

そして、マニュアル化されていたのだと思いますが、
ほっとんどの看護婦さん、ドクターが、
いい人たち。
説明が丁寧で、よく気がついて、
フレンドリー。
日本では当たり前のことかもしれませんが、
アメリカだとあまり普通じゃないので、
ちょっと驚きました。

でも、これからは
もうあまりお世話にならなくて済むように、
体調管理をしっかりしていきたいと
思います!!

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