Feb 13, 2014

『やさいのかみさま』カノウユミコ著

あっという間に2月も中旬ですね〜〜!

気温がマイナス10度以上だったら、まぁ外に出てもいいかな、と思う今日この頃。
少しずつ外出する機会も増えてきました。

そして、少しずつですが、就職活動も進めています☆

今週は友達が「空きがあるみたいよ!」と教えてくれた
チャイルドケアのパートタイムのお仕事の面接に行ってきました。

無事に雇ってもらえ、Substitute Teacher(臨時教師)のお仕事をオファーしてもらうことができました。

臨時だから、たぶんメインの先生がお休みする時などに代行するみたいで、
不定期でいつお仕事が入るのか分かりませんが、子どもは好きなので、
楽しくお仕事できたらいいなぁ、と思ってます。

ちなみにお相手は乳児から2歳半まで。

1歳未満、1歳半、2歳、2歳半ぐらい、と4クラスあるのですが、
半年の子どもの様子の違いにビックリ!!

先生の腕でスヤスヤ眠ってる赤ちゃんが、2年後にはお友達と遊んだり、走り回ってるんですもんね!

子どもの成長ってすごいなぁ〜〜。

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お食事のヘルプのお仕事も昨日2回目を終えました!

1回目はパンサーモンシチュー、2回目は豆腐ハンバーグ温野菜を作りました。

お口に合っていればいいんだけど・・まだちょっと不安。


ベジタリアンのメニューを考えるのは、思った以上に難しくて、まだ試行錯誤です。

なので、少しでもベジタリアンの気持ちがわかりたいと思ってこんな本を読んでみました☆
エッセイです。

『やさいのかみさま〜幸せになるための40のレシピ〜』カノウユミコ著、小学館(2011年)

表紙のイラストがとってもかわいい♪

冒頭の文章

“野菜を生かす料理は、野菜を愛することから始まる。
野菜の神秘を敬愛し、野菜の中にいる「かみさま」をいつも感じながら、私は料理している。
野菜の「かみさま」は、人の「かみさま」にもつながっている。”

という文章で、おっと!ちょっとスピリチュアルが強いな、と思ったのですが、実は、中身はさらにそういう雰囲気があったので、正直入っていけない部分もあったり。。。

でも、いくつかなるほどと思ったり、おもしろい部分もあったので、引用します。

“殺生したくないからと、ベジタリアンになる人がいる。でも、野菜だって、切ったり、煮たりすれば、死んでしまう。命をいただくことに、変わりはない。”(p.28) 
“自分ひとりだけで、生きるエネルギーを生み出すことはできない。他の命から、いただくしかないのだ。”(p.29)

今まで、野菜を殺している、という認識は無かったけど、でもエネルギーをもらってるなぁと感じることはあったなぁ。特にショウガとかニンニクとかの薬味!まぁ薬味っていう名前もそうだけど、体がカァーーーーって温かくなったりするのとかって、ショウガのエネルギーもらってるなぁって感じますね〜。


そして、「一万時間の悟り」というタイトルで書かれた文章で、

“何かを大成すると、決まって生まれつき才能があるからという話になる。
実際は、誰でも、どんなことでも、やり続けた時間が一万時間を超えた時、悟りのような瞬間が訪れるのではないだろうか。学びの領域を越えて、まだ誰も歩んだことのない道を、創造の領域へ踏み出すことができる。”(p.33)

私も同感です。才能というよりは、それが大好きだと言うことが一種の才能で、それにどれだけ時間を費やせるか、命をかけれるかってことなんだと思う。


そして、「人間は何を食べたらよいのか」というタイトルの文章。

“人間の体は、想像以上に神秘的なものだと思う。父は、自分が今まで会ったいちばん健康で長生きだった老人は、ご飯も食べず新鮮な魚だけを食べていた、だから栄養学はおかしい、ベジタリアンもおかしいと主張している。”(p.111)

“私はこれを食べていれば健康を約束されるという食事は、ひとつではないと思う。たぶん大切なのはバランス=調和がとれていることなのだ。自分の肉体や精神が口から入れるものと調和的なバランスが保たれるのなら、食べなくても、何を食べてもきっと健康でいられるはずだ。
住んでいる土地、季節によって、また個人の体質、年齢、仕事、習慣によって、何を食べたらよいかは、変わってくる。”(p.111)

“ただ、欲望や知識に振り回されるのではなく、自分の体の本当の声を聞くことができる生活をしていれば、その時その時の自分に必要な食事を直感的に知ることができる。”(pp.111-112)

私は、ベジタリアンのメニューを考えるにあたって、私たちの家の食事にいつもお肉(鶏肉が多いけど)が入ってることをちょっと心配していました。

もちろんもっと野菜も増やそうと思うけど、でもこの文章を読んで、別に無理してお肉を抜かなくてもいいんだぁと、なんだか励まされた気分。

本当に人それぞれ、自分の体の声を聞いて、本当に食べたい、と思うものを食べればいいんだなぁ〜って。

・・・って結局、ベジタリアンメニューを考えるのに役立ってない!?

まぁ料理の経験を重ねていくうちに、また料理や野菜への考え方が少しずつ変わるかもしれないので、また手にとってパラッと読み返せたらなと思います。


最後に、この本を読んでふと思い出したTED Talkを載せておきます。(English)

ダイエットをするなら、自分の体の声を注意深く聞きなさい、というメッセージ。

Sandra Aamodt: Why dieting doesn't usually work

1 comment:

Anonymous said...

街づくりでお世話になった歌織です。
今、日本にいらっしゃるんですね^^
懐かしくて、PCにメールを送りましたので、よかったら返信いただけると嬉しいです(だいぶ前のメールアドレスでしたので、念のためこちらにも投稿させていただきます)。
ツイッターを見たのですが、私自身ツイッターをやっていないため、ツイッターで返信できず…