じゃん。
毎週一時間の会話の相手をしてくれるBasilおじいちゃんは、昔は外交官。イスラエルやアフリカの国々など何カ国も外国で働き、今はブルーミントンで、リタイア後の生活を送っています。写真は、昨年3月の聖パトリックの祝日(アイルランド人の祝日で、みんなで緑の服を着てお祝いする)に、グリーンで決めて来てくれました。
12月には夫も誘って、日ごろの感謝を込めてディナーを一緒にしました。
Basilおじいちゃんは、実は2年前に奥様を亡くされ、今はリタイアした人たちのコミュニティに引っ越しています。おじいちゃんが奥様の話をされるときには、いつもうっすら涙目に・・・。そして、私もついついもらい泣き、、というパターンが多いです。
リタイアした人たちのコミュニティ(アパートのような施設)って私は最初はあまりいい印象を持ってなかったけれど(老人たちを集めて住まわせるのって自然じゃない感じがして、、)、行って見ると、ホテルのような施設で、すばらしかったです。
↓毎日、食事をする場所。
夜だったから暗かったけど、図書館。Basilさんの本も所蔵されてました!
ビリヤード場など娯楽施設。
ジム。
クリスマスのときだったので、飾り付けがきれいでした!
Basilおじいちゃんには、いろんなことを教えてもらっています。
英語はconfidenceがcompetenceだということ。自信を持って話せるようになったら、それでOK!11月に受けた英語の面接で一番合格を喜んでくれたのはBasilおじいちゃんでした。
「他の人よりも上達が早いよ。よくがんばったね。」と言ってくれ。自信をくれました。
友達を家に呼ぶのに、家具もいまいち足りてないので、ちょっと恥ずかしいんだと話をしたら、
「恥ずかしがる必要なんて何もないよ。あなたがいて、あなたの笑顔があれば、それだけで十分!」と言ってくれて、なんだか安心しました。
他にも、時々くれるアドバイスが、すごくほっとします。
今85歳で、少しずつやせていっているのがとても気になりますが、これからも毎週会えるのを楽しみにして、Basilさんにも喜んでもらえるように英語を伸ばしていきたいと思います。
4 comments:
たかこちゃん、ハロー!風邪は全快?大変だったね~
85歳のおじいちゃんが会話の相手をしてくれてるんだ。素晴らしいね。
今日、結城登美雄さんの講演を聴いてきたんだけど、田舎には、みんなが集ってきておしゃべりできる場所が必要だって言ってた。
沖縄には「ゆんたく」っていって、おじいおばあが毎朝集って30分おしゃべりする習慣があるらしい。うちのおばあちゃんも85歳だけど、話し相手がいなくなっちゃって、毎日寂しそうだからそういうのいいな~と思ったんだ。
アメリカのおじいちゃんも、たかこちゃんとおしゃべりできてうれしいんじゃないかと思うな。
ところで、たかこちゃん、CSAって聴いたことある?今日の話にでてきてたんだけど、アメリカ版「地産地消」というか、地産地消よりも先をいくもので、農業のリスクの高さを消費者も負担するというものなんだって。アメリカではずいぶんひろまっていると聞いたんだけど。
日本も、食糧に困る時代がすぐそこまできていて、このCSAっていう制度を取り入れる事例が少しずつ増えてきているみたい。
今も鳥インフルエンザとか流行っていて、食糧危機ということばに、最近はとても現実味を感じるよ。
あんなちゃーん!お元気?年賀状ありがとうね!!
風邪はだいぶよくなって、全快まであと一息ってところだよ。
結城登美雄さんって聞いたことあるよ。地元学の人だよね。ほんとおじいおばあが集まって話せる場所って、何気ないけどとっても大事だよね。新潟行ったときも、冬の雪が降りすさぶときなんかは、だれかの家に行って集まって、一緒にわらじ編んで、そういう日常的な集まりが地域の助け合いの気持ちを育ててたっていう話聞いたことあるよ~。
Basilおじいちゃんをはじめ、ここBloomingtonではリタイアした人たちが積極的に活動してるなぁって思うよ。英語のボランティアの先生だったり、ホストファミリーの制度使ったりしてね。
国際意識が高いのかもしれないけど。
ところでCSAってなんだろう。
聞いたことないなぁ。ごめん!でも私も気になる!最近あんまり積極的に情報収集してないからなぁ。あんなちゃんからいろいろ教えてもらいたいよ。こっちで手に入る情報だったら、探してみるし。いろいろ地元情報交換できたりしたらおもしろいよね~。
本とか、人のお話とか、おもしろいものがあったらぜひ教えて~。
CSA調べてみてまたわかったら、書き込むね!
そっかー。結城さんが言ってたほど広まってないのかも。
CSAは community supported agriculture
の略だって。
自分が住んでいる地域の農家さんに、一定のお金を前払いして会員になると、定期的に季節の野菜が送られてきて、前払いしたお金は不作のときも返金されず、その意味で、農家が今まで自分たちで負ってきた気候不順とかのリスクを消費者も一緒に負担するという仕組みらしい。
農家は安定して野菜を作ることができ、消費者も安心安全な野菜を食べられ、輸送にかかるエネルギーも抑えられて環境にも優しい、地域の経済を強くすることにもつながる。
それから、作る人と食べる人が直接つながるというところが肝心。
結城さんがアメリカでは驚くほど広がっている!と言っていたので、アメリカの消費者の意識はそんなに高いのかーと思ったんだよ。
口蹄疫とか鳥インフルとか、天候不順や自然災害で農家さんだけが苦しむのはなんか違う気がする。だからこういう仕組み、ひろがるといいと思った!
また気になる情報があったらお教えを乞いま~す!風邪、ぶりかえさないようにね~
調べてみたら、ここブルーミントンでもCSAの仕組みがあるみたい。
私は基本的に留学生コミュニティの中にいたり、外国人同士の友達がほとんどだから、あまりこういう情報は入ってこないけど、アメリカ人で、意識の高い人はこういうことに参加してるのかもしれないよ。
今度、アメリカ人の友達に会ったときに聞いてみるね。
こっちに来てる同じような専門(市民社会とかNPOとか)の日本人の人と話してて思ったけど、実は日本の方が進んでる活動もあるんじゃないかって。
例えば少子高齢化なんかは日本の方が早く進行してて問題意識も高いし、農業も大規模農業がなかなかできない分、どうにかしなくちゃっていう意識も高い。あまりテレビとかでは伝わってこないけど、結城さんが行ってるような普及活動や、例えば徳島の葉っぱビジネスなんかはすごく先進的な事例になるんじゃないか、なんてことを話してたよ。
私も、もう少し暖かくなったら、もっと外に出て情報収集、情報発信できるようにしたいと思うよ!
またあんなちゃんの方でもおもしろい話があればぜひ教えてね~~。
では、体に気をつけて!!
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