Mar 6, 2015

家を建てるということ


Habitatのインターン2日目

今日も理事会の議事録をスキャンして、データを整理する作業を
ずっとしてました。

1997年のからやってるから、けっこう分厚めのバインダー10個ぐらいある。
たぶん、あと2日はかかるかな。
でも、だいぶ早くスキャンできるようになった気がする(^^)

ところで、今日はスタッフのエリザベスに誘われて、
新しいホームオーナーへの鍵の引き渡しをするレセプションに参加してきました。

このNPOのミッションは、簡単に言えば、

なかなか家を買えないような低所得者の人たちと一緒に家を作って、
無利子のローンで購入できるようにしてあげること。

スポンサーを募って、募金を集め、
建設作業自体も家のオーナーになる家族、ボランティアなどを集めて、
自分たちで作る。

例えば、母子家庭で、どんなにフルタイムで働いていても
家を買うことができなかった家族(母と子)。
Source: HfHMC 2013-2014 Annual Report

障害のある息子(彼はパラリンピックのゴルフの優勝者)に自立した生活を
送ってもらいたいと願った両親の想いを叶えた家。

Source: HfHMC 2013-2014 Annual Report


ホームオーナーになる人それぞれが、それぞれの
ストーリーを持っています。

そして、家を持つということは、ただそれだけの意味ではありません。
安心して住める場所がある。
人とのつながりを感じられる。
自信が持てる。
チャンスが増える。

At Habitat we build...
  Houses
  Community
  Opportunities
  Stability
  Sustainability. 
(Annual Report から抜粋)

家を持つということで、どれだけその家族の将来が変わっていくでしょう。

自分一人では叶えられなかったことが、
自分の夢を応援する多くのボランティアや協力者によって叶う。
今まで苦しいと思ってた人生が、明るく見えてくる。
将来に希望が生まれる。
それは、本当に感動することだと思います。

そして、その人生が変わっていく瞬間を目の前で見る、
その瞬間に立ち会える、というのも
スタッフやボランティアにとってかけがえのない時間なんだと思います。
その人たちの人生をも変えていくような。

今日は、そんな相互作用を感じました。

そんなわけで、
なかなかいい団体でインターンできているな、と感じた瞬間でした。

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