Nov 15, 2010

七五三って..

(from: http://web-japan.org/kidsweb/explore/calendar/november/shichigosan.html)

日本では11月15日は七五三の日ですよね。

日本語を教えていたり、アメリカの祝日を経験して、ふと気づかされるのは、日本の習慣や風習、文化などの意味をあまり深く考えずに私は過ごしているなぁということです。
ここブルーミントンでは、ハロウィンではどうしてカボチャのランタンを作るのかというストーリーや、Veterans Day(11月11日:復員軍人の日)はどんな日かなどということをいつも誰か(友達やボランティアの先生)が説明してくれます。独立記念日や他の国民の祝日なども同じで、祝日の意味や国の歴史などを考える機会がとても多い気がします。
(日本が少ないのかな。)

たとえば、七五三はどんな意味があるか、どんなことをするの?と聞かれて、私だったら、
子どもの健康祈願と今までの成長を祝って、三歳、七歳の女の子、五歳の男の子が、着物や袴を着て、神社にお参りする。千歳飴を買って、長寿と健康を祈願する。家族で写真を撮る。
という説明をすると思いますが、

よくよく調べてみると、どうして三歳、五歳、七歳なのか、どうして11月15日なのか、などいろいろ歴史があることがわかりました。
例えば、
3歳・・・江戸時代、武家社会では3歳になると髪を伸ばすことが許された(髪置-かみおき)。
5歳・・・5歳になると、男の子は袴を着ることができた(袴着-はかまぎ)。
7歳・・・7歳になると、女の子は本仕立ての着物と丸帯を着ることができた(帯解-おびとき・紐落-ひもおとし)。

旧暦の11月は、神様に収穫を感謝する月15日は鬼が出歩かない吉日(鬼宿日)だったなど。

ほおほお。

こういう話を外国人にすると、とても喜んでもらえます。
と同時に、私はまだまだ日本のことを全然知らないんだなぁと痛感。

最近は、かっぱについて聞かれました。
みなさんかっぱのストーリー、何か知ってたら教えてください☆ (from: http://www.wretch.cc/blog/happenessart/10822594)
けっこう妖怪について、興味のある人も多かったり。。
私はたいてい「ゲゲゲの鬼太郎」の話ぐらいしかできないのですが・・

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